ベトナムは住み易いか?(ハノイ編)

ベトナム

ベトナム,ハノイにしばらく居たので,ベトナムは居住し易いかどうか個人的にまとめてみました。あくまで個人的感想です。

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ハノイは住み易いか?

₋治安
治安は公安が目を光らせているせいかかなり良いと感じました。ただこそどろは多いらしく,物を盗まれると言う話は多いみたいです。

₋物価
物価面では旧市街は安い宿が多く,食事も安く済まそうと思えば安く済ます事ができます。よくある定食屋は何種類かおかずを選らんで1食150円ほどです。ただし,タイほど種類があるわけではありません。また衛生面でも少し不安のところはあります。
ベトナム田舎の定食屋で,お客さんが残したおかずをトレーに戻しているのを目撃してしまいました。まぁ,あまり流行ってないところはそういう事があり得ます。

-モール
イオンモールができているので,モールに行けば日本と同じような生活が可能です。ただイオンモールは市内から少し離れているので不便です。他にもモールができているので,ハノイはだんだん便利になっています。

‐住居
ハノイでは,タイと同じレベルのアパートを借りようと思うと高くつきます。安く済ますには,一軒家の部屋貸し,シェアルームがあるようです。

₋ハノイからの交通
まだ,タイ程LCC網が発達してないので,バンコクに比べると他国に行くには.若干不便です。ハノイ⇔バンコク間ではベトジェットが飛んでいるのでハノイ⇔バンコク間は安く行くことができます。

時間は掛かりますが,ベトナムでは他国に行くにはバス網が発達しています,スリーピングバスが意外に快適です。時間は掛かりますが近隣国に行くにはバスで安く行くことができます。

ハノイではグラブタクシーが便利
ハノイでグラブタクシーを使ってみました。非常に便利です。今迄,ハノイの1番の問題点はぼったくりタクシーでした。
グラブタクシーでは個人がグラブタクシーのアプリに登録して,グラブカーとして,普通のタクシーより安く利用する事ができます。
また,普通のタクシーも登録していますが,面接をして安全な人を登録しているそうです。アプリで予約すると近くのグラブタクシーが直ぐに来てくれるのも便利でした。
なにより履歴が残るので,車と運転手が特定できるのが大きいと思います。何かトラブルがあればクレイムできます。

詳しい使い方などは,検索すれば,いろいろなサイトで紹介してくれています。下記はグラブタクシーの英語サイトです。
Grabtaxi

₋ハノイの公害問題

ハノイは近年公害が問題になっているようです。北京ほどではないけれど香港と同程度の大気汚染らしいです。ハノイの地元の人もマスクをしている人が多いです。

-ノースフェイス
ハノイではところどころにノースフェイスのお店がたくさんあります。ベトナムではノースフェイスの工場があるそうなので,本物だと思っていましたが,地元の学生が言うには中国製の偽物らしいです,壊れやすいという話なので購入する時は,偽物だという事を念頭に入れて交渉するといいと思います。

-気候
ハノイの気候は盆地で元沼地という湿度が高く空気がこもる場所らしいので,6月~8月の暑期には猛烈に暑く、連日最高気温が30℃を超え、更に湿度も80%を超えます。暑期には結構ツライところです。

‐交通渋滞
車が増え,年々交通渋滞がひどくなっています。

ハノイは以前と比べると,かなり過ごし易くはなっているようですが,物価,食事,住居の点ではバンコク,より安く済ますにはチェンマイの方に軍配が上がります。

■ベトナムの良くない点

-常連客ほどぼってくる店がある

戦争の影響かどうかはわかりませんが,その後の事を考えるというよりは,その時に取れるだけ取るという感じがあると思います。更に顔見知りになると頼み易くなるのか,多少ぼってくるお店もあります。

-うるさい
話し声がうるさいと思える事が何度かありました。中国人も大声で話す事が多く,中国に長年支配されていたせいか,中国の影響が大きい可能性が考えられます。

-食べ物を食べる時の音
ベトナム人は口を閉じて食べる習慣がないらしく,混んでいる食堂等で一緒に座った時などに,正面や横に座った人の食事の音が気になりました。慣れればなんという事はないでしょうけど。

-ベトナム女性が強すぎる
ベトナム女性は…時々”強すぎる”と感じるときがありました。タイと比べるとベトナム女性はあまり笑顔を見せません。性格的にはきつくてしっかりした人が多いようにも感じられました。

ベトナム女性が強い理由を考察してみました。↓
ベトナム女性が強い理由と聖母道

-娯楽が少ない?
タイに比べるとですが….娯楽場の数が少ないように感じました。タイの場合はバーやプールバー,映画館,ボーリング場,コンサート場,競技場,モールが便利なところにあちこちあったのですが,ベトナムはあまりありません。娯楽?と言えば皆さんコーヒーを飲みながらだべっている姿が多く見られました。

■ベトナムの良い点

-飲食店の数が激増
ベトナム人の所得も上がっているようで,飲食店の数がかなり増えています。外国人にとっては便利になってきています。

-高速道路網の発達
高速道路が完成して,どんどん便利になってきています。サパなど有名な避暑地については,高速道路完成前には10時間以上掛かっていたのが,完成後には早ければ5時間ほどで着く事ができます。

カフェが多い
カフェが多いので,一息入れたり,休み場所には事欠きません。

-大きなショッピングモールができた。
ショッピングモールに行けば,日本と同じような生活も可能です。

-庶民生活は安くすむ
庶民生活の物価はそれほど高騰しているわけではないので,安く済まそうと思えば安く済ますこともできます。

■慣れれば住み易そうなベトナム

ベトナムに慣れて,勝手がわかって,知り合いが増えれば住みやすいかもしれません。交通インフラも続々完成してきているので便利になっています。

現在のところ,感じたのが意外に一党独裁の中国や軍事独裁のタイ,カンボジアよりは1党独裁とはいえ,トロイカ体制のベトナムの方が,住み易いかもしれないという事です,ある意味自由を感じました。

やはり競争のないところでは,サービスや質の向上が難しくなっていくのでしょう。

ネット規制の問題もあります,ベトナムはネットに関してはそれほど厳しくなく,グラブカー等便利なサービスが登場している事もあって過ごし易くなっていると感じました。

タイは最近はなんでも政府の都合の良いように規制するので,自由競争がなくなり,サービスの質も低下しているような気がします。

中国はインターネットの規制が強すぎるので中国のネットに慣れていないと息苦しさがあります。


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