■日本から住所を移すと節約できる

-外国に住むと社会保険費は払わなくて良い
住所を外国に移す一番のメリットは社会保険を払う必要がない事です。日本に住所があると,正社員でない場合会社が負担してくれることはないので,国民健康保険と国民年金保険は自分で払わなくてはなりません。その合計が昨今高齢化と少子化,非正規労働の増加によって負担額が急激に増えています。

国民健康保険は会社負担がなく,本人が毎月払うシステムなので国民健康保険が財政難な事もあり,かなり高くなってきています。
年金納付金も毎年上がっていますが,基本はネズミ講方式なので年金保険を納める人口が減れば,将来受け取る額も低くなるかもしくはもらえない可能性が多くあります。現在は日本の若年人口は減り続けて老年人口が増え続けているので近い将来は年金をもらえる年齢を引き上げる案が検討されています。

健康で医療に掛かる必要があまりなく,年金を納めても将来収支があわないのであれば,いっその事外国に住所を移して外国で働くのも1つの選択肢のひとつになります。外国に住所を移せば,国民健康保険料と年金保険,住民税も払う必要がないのでかなり楽になります。

‐医療は充実しているタイ
タイはベトナム戦争時にアメリカの基地になっていたおかげで,医療はアメリカを基準としているようです。その為医療水準は高く周辺諸国から薬を買いにきたり,外国から医療を受けに来る患者さんが多い事でも知られています。
また医療の質も外国人や富裕層向けの私立病院から一般タイ国民向けの公立病院,小規模なクリニックなど多種多様な病院があるので選択肢がたくさんあります。
そのため健康保険がなくても軽い病気などは近くにあるクリニックに行けば安く済ます事ができ多少高度な治療が必要だと思ったら大手の私立病院に行く事ができます。
また,持病があった場合でもタイの薬局はほとんどの薬は処方箋無しで手に入れる事ができるのでいちいち病院に行く必要がありません。

■日本での生活は厳しい

‐日本では生活するだけで厳しい
ここ30年間で消費税は0%から8%に,健康保険は約8%から約11%に年金保険料は約10%から約18%上昇しています。

タイのビザ規制が厳しくなるまではタイに住んでいたこともあって日本に帰国して見ると,いろいろ不便な事に気づきました。

日本に戻って生活して見ると社会保険の高さが目立ちます,更に所得があれば所得税,住民税が掛かってきます。

国民健康保険は医者にかかる前提でなければ必要ないにも関わらず毎月の負担額は結構な額になってしまいます。更に年金保険も毎月取られてしまい、もしも実家に居住しないで部屋を借りれば家賃や光熱費,公共料金を払えばすぐに赤字になってしまいます。収入によりますが,日本ではただ生きていくだけでかなりの費用が掛かってしまう状態です。

もしも収入を得るために日本で居住する必要がないならば,日本に住所を置かない方が得になってしまいます。

-物価の上昇
最近では物価が上昇しているのにも関らず,政府は物価が上昇していないと主張していので,民間会社は中身の容量を少なくして同じ値段で売る商品も増えてきました。ガソリン代もイラン情勢のおかげで上昇傾向です。

‐家賃は変わらず
日本の家賃はほぼ変わらずに推移していますが,最近は相続税対策のためにたくさんのアパートが建造されており,普通は競争が激化して家賃は下がっていくのが,借入金が多く毎月の返済が多い建物が多いようで,家賃は横ばいのままに推移しています。しかしながら矛盾しているようですが,高齢化による人口減少のせいか,空き家は増加しています。

-電気代の上昇
原発事故は全然収束していないので,放射性物質は増え続けています。そして廃炉や除染の費用は静かに電気代に上乗せされているようで,東京電力,日本政府の失敗のツケはしっかりと日本国民全体に掛かってくるという仕組みになっているようです。

‐本音がいいづらい社会
政治家が公約を守らなくても追及はしないし,原発事故の責任者が堂々と利権を維持している国なので,その雰囲気や矛盾が社会の閉塞感を生み出しています。社会維持の為なのかもしれませんが,なにかと気を遣う社会になってしまったので疲れてしまう人も多いでしょう。

■日本での楽しみは少ない

‐テレビがつまらなくなった
震災後の日本のテレビ番組は正直つまらなくなりました。原発事故は別に収束したわけでも安全になったわけでもないのに報道は規制され,テレビはあたりさわりのない話題や,あえてどうでもいい話の深堀りや,出演者たちの身内の話や過去の有名人の話をしていることが多くなりました。

‐老人人口が増え活力がなくなっていく社会
老人の人口が著しく増え社会の活力がなくなってきました。残念ながらコミュニティ自体もだんだんと維持が難しくなってきています。若い人は大都市に移住し,地方都市は老人だらけの社会になっています。

■放射能汚染が広がり汚染の隠蔽が普通な国日本

-病人が増えても放射能由来とは決して言わない世界

最近,近所でも心筋梗塞で突然死する人や,帯状疱疹で苦しんでいる人,川崎病になってしまった子供,甲状腺癌になった子供,白血病になってしまった人などが増えています。これだけ病気になる人が増加しているにも関わらず,原発事故前ではほとんどなかったにも関わらず,政府は放射能との因果関係は無いと言い張っています。実際チェルノブイリ事故では同じ症状の人が増えていた事実は完全に無視しています。

-食料品があぶない
食料品も放射性物質が混入してしまっているものが多いにも関わらず,もう流通してしまえばわかりません。検査している場合でも基準値が緩められたおかげで汚染されていても汚染されていない食品として流通してしまっています。米も汚染米と混ぜられて流通していることが多いので見分けることもできません。外国は未だに日本の農産物を輸入禁止にしている国が多いのにその事実は日本国民に対してはほぼ無視されています。風評被害という名のもとに本来は東京電力の責任を追及しなければならないのに本質からそれた議論ばかりがわざとらしく続いています。

‐高いお金を払って汚染された食事をすることに
結局,安いチェーン店などは安い食材を仕入れるためにどこから仕入れたかははっきりしないものが多くあります。福島産などは産地が偽装されていたり,加工されていたりとどこ由来のものかわからないように流通してしまっています。

■海外移住の光と影

‐海外移住先で孤独死している人が増えているが…
海外移住先(チェンマイ)で孤独死している人が増えているという報道がありましたが,日本でも高齢者の孤独死は急増しています。どちらにせよ死ぬなら生きたい場所で死ぬ方が後悔は少ないと思います。チェンマイでの困窮老人は確かに増加しているようですが,日本の方が近所付き合いやコミュニティの崩壊などで孤独を感じる機会は増えています。チェンマイは仏教都市の一面もあり人を助ける心があるやさしい人が多いので,外国人にとっても居心地が良いところです。

‐タイでも医療保険は様々なものがある
タイでも保険なしでの入院に関しては費用がかなり掛かります。そのためタイ現地で雇用された人などは自分で医療保険に入っている人も多くいます。

-気候変動で一変していく社会
最近では,急激な気候変動のせいで50年後に住める世界はかなり縮小されていくことになりそうです。豪雨による被害もこれから増えていくことでしょう。他の国に比べると日本は確かに住みやすい面があります。放射能汚染は元々代謝が低い高齢者にはあまり影響はないようです。金銭的にも余裕がある高齢者ならば言葉も通じ,文化的にも住み慣れた日本で生活していくのもいいと思います。しかし,若年層と中高年層はいろいろな選択肢を持っていた方が良いと考えられます。


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