2型糖尿病患者はタイを目指すべきか?

タイ
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遺伝的な問題もあり糖尿病になってしまう

‐糖尿病の原因は?
糖尿病は生活習慣病だと良く言われます。特に日本人は肥満との関連が指摘されています。またチェルノブイリ原発事故後,チェルノブイリ周辺地域での糖尿病が激増した事から放射能との関連も疑われます。福島原発事故が収束していない事からみても現在日本で糖尿病患者が増加しているのは放射能の影響も疑われます。最近では若くして脳梗塞や心不全,多機能不全で亡くなる人も増えて来ていますが,福島原発以降に若くして亡くなる人の記事が急増しています。

-自分の場合BMI値を下げても改善しなかった
BMI値とはBody Mass Indexの略称です。BMI値が25以上で肥満になると脂質異常症,糖尿病,高血圧になるリスクが2倍になると言われています。

自分はBMI値が25以上になると途端にHba1cの値が悪化してしまっていました。また最近では年齢を重ねる毎に代謝機能が落ちているせいかBMI値を25以下にすることが徐々に困難になってきました。

‐Hba1cの悪化と炭水化物制限ダイエットの限界
自分は遺伝的な関係で糖尿病になりやすいのはわかっていたのと,痛風持ちなので定期的に検査を受けるようにしていました。最近までは上記のBMIをコントロールする事によってHba1cの値も安定していました,しかし年齢を重ねていくに従って,炭水化物制限による体重コントロールに限界が見え,Hba1cの値が下がらなくなってきてしまいました。そしてより厳密に炭水化物を制限してみると,炭水化物をあまりに取らない生活は頭がボーとしてきて何事にも集中する事ができなくなり,毎日の時間を無駄に過ごすという事にもなってきました。

糖尿病教育入院で得た教訓

-糖尿病教育入院とは?
患者やその家族に糖尿病を正しく理解してもらうことを目的としたもので検査も含みますが、医師、管理栄養士、看護師などが患者の教育に当たり、入院して患者が学習します。費用は健康保険が適用されます。

‐ほぼ無理やりの教育入院
Hba1cの値が高かったときに,ほぼ無理やりに糖尿病検査教育入院をさせられた事がありました。しかし,役にたったかというと…….かなり疑問な内容でした。無理に必要のない検査を入れられたり,入院時の食事では山盛りのどんぶりごはんを残すと怒られました。

‐必要があるのか疑問な検査を入れられる
特にガリウムシンチ検査などという放射性物質を使った検査などは,検査の理由も根拠も語られる事がなく勝手に入っていたので問い合わせると削除されましたが,病院に対する不信感だけは増大しました。

‐病院食は疑問
病院食はカロリー計算されているもののどんぶりに大盛のご飯が盛られていて,残すと何故残すのか厳しく言われました。カロリーベースの事は管理栄養士との面談で指導はされましたが,カロリーベースでのBMIコントロールは成功した試しがないので,糖尿病の治療方針はもっといろいろな方法を提示してもらえるといいと思います。

‐薄い内容の教育入院のプログラム
教育入院のプログラムは、午前中は尿検査だけだったり、半日の間で何のプログラムもない日があったり、土日は何の予定もないのに入院していたりなど、必要があるのか疑問な検査項目があったり,内容が無いと感じる項目があったり、病院の都合でプログラムが組まれていると考えざるを得ない内容が多くありました。また歩数計を持って来るように言われていて持っていったにも関わらず前置きもなく運動指導は中止され省略されました。

‐教育入院は必要なし
教育入院で分かったことは,病院は医者や看護師が患者を病院の方針に沿うように洗脳して患者をコントロールしやすくするためのもので,教育入院とうお題目で入院させられるのも病院の利益を優先しているという事でした。治療の方針もやり方も結局は最新の治療法というものでもなく,古い情報と病院の都合で方針を決めている事がほとんどです。病院や医者の選択を間違えるとろくなことにならないという事がわかりました。

結局,「患者様優先を掲げている」割にはその病院では患者にはあまり選択肢を与えられていませんでした。今はインターネットの時代なので医療情報もいろいろ調べる事ができます。自分でネットで詳しく調べて入院などしなくても自分で学習する事ができます。

ネットで調べて総合的に判断して,治療に関しても医者の判断よりは自分の判断で行動する方が後悔は少ないと思います。

糖尿病教育入院のおかげで医者や病院によっては信用しない事に限るという結論に至りました。

糖尿病が悪化すると大変な事になる

教育入院の事を悪くは言いましたが,糖尿病が悪化すると取り返しのつかない大変なことになるのは本当の事で,血糖値が高いままで放置すると血管がボロボロになってしまいます。大きく分けると細い血管と太い血管の合併症に大別されます。その他にもいろいろな合併症が発症します。

‐細い血管の障害
●糖尿病網膜症
●糖尿病腎症(人工透析の44%が糖尿病腎症)
●糖尿病神経症

‐太い血管の障害
●脳梗塞
●心筋梗塞
●動脈硬化

-その他
●糖尿病性足病変
●歯周病
●認知症

糖尿病は治る病気か?

‐1型糖尿病と2型糖尿病
1型糖尿病は脾臓にあるβ細胞が何らかの原因で破壊されて,血糖値を下げるインスリンが分泌されなくなり,血糖値を下げる注射によるインスリン治療が不可欠になってしまいます。

2型糖尿病は生活習慣病とも呼ばれ,肥満や運動不足からインスリン分泌低下やインスリン抵抗性が発現して高血糖になる病気です。ほとんどの日本人の糖尿病患者は2型糖尿病と言われています。

‐糖尿病のコントロール方法
「食事療法」「運動療法」「薬物療法」がありますが,自分は今まで「食事療法」と「運動療法」でどうにかやってきましたが,年齢を重ねるとともに基礎代謝が下がってきたせいかBMIの値も悪化しコントロールが難しくなり「薬物療法」を取り入れる事にしました。

‐糖尿病はコントロール可能だが。。。
1型糖尿病はインスリン注射等でコントロールするしかないのですが2型糖尿病は「食事療法」「運動療法」でコントロールは可能ですが自分はいままでは炭水化物を最低限の量を取るという方法でどうにかコントロールできていましたが,正直炭水化物を抜きすぎると頭がボーっとして集中することができなくなります。その炭水化物の加減が難しいところでした。インスリンが出にくい体質というのは遺伝的な要素や人種によって差があります。一度インスリンが出にくくなる状態なってしまうと体重が増加したり肥満が進むとすぐに再び糖尿病になってしまいます。治すというよりは一生付き合ってコントロールしていくしか方法がないのが現実です。

薬を処方してもらう時の注意点

‐基本は自分でまず糖尿病薬の薬の種類を調べる
残念ながら,最近は病院経営が厳しくなってきている事が多くなっているせいか,お医者さんのほとんどは保険点数の高い新薬の方を処方してくる事が多くあります。特に営利を優先する医者に掛かると3種類以上の薬を処方する人もいます。
糖尿病の薬は一生ものなので医者にとってはドル箱になります。ところが一般に薬の因果関係がわかるのは3種類までと言われています。3種類以上の薬は相互副作用がわかりにくくなります。また薬によっては低血糖などの深刻な副作用もあります。そのため医者の言う事は頭から信用せずに自分で薬の種類と作用を調べて,担当のお医者さんと相談して決めた方が良いと思います。もし意見が合わなければ医者を変えれば良いだけです。
自分の場合は最初に医者が効き目の良い新薬があると言って薬を無理に処方しようと勧めてきましたが,ネットで情報を調べてみると実際は効き目がありすぎる新薬は問題になっており副作用も最近になって付け加えられた事もわかりました。製薬会社も新薬の開発費用も掛かっており利益も上げなければならないのでやたらと医者の方に勧めているようです。
結局,担当の医師を別の人に変えてもらって自分がネットから得た情報でメトホルミンという薬が最適だとわかりメロホルミンを使ってみる事にしました。

糖尿病薬はどれが適切か?

‐糖尿病薬はいろいろな種類がある
糖尿病薬はいろいろな種類がありますが,自分が選ぶときに基準としたのは副作用の少なさと値段,他国で入手可能かどうかでした。特に副作用に関しては低血糖の副作用は危険なので注意したいところです。

‐糖尿病治療薬メトホルミン(メトグルコ)
メトホルミンは長い間糖尿病の薬として使われている実績のある薬です。

-長寿の薬として取り上げられたこともあるメトホルミン
最近の研究でメトホルミンには抗老化作用があることがわかってきました。

タイでは簡単に手に入るメトホルミン

前おきがかなり長くなってしまったようですが,日本では処方箋が必要な薬もタイでは処方箋なしで購入できる薬が多くあります。調べて見るとタイではメトホルミンは値段が安くていろいろな種類があることがわかりました。メトホルミンは世界中で2型糖尿病に処方される代表的な薬で長年の実績もあり,世界ではまずはメトホルミンを処方されるケースが多く,値段も非常に安くなっています。日本では新薬の方がお医者さんも製薬会社も儲かるという事で新薬の方が優先して処方される事も多く注意が必要です。

‐タイではメトホルミンは処方箋なしでほとんどの薬局で購入可能
タイの薬局ではをいくつかまわってみましたが,ほとんどの薬局でメトホルミンを扱っていました。それだけタイでは一般的な薬ということでしょう。確かにタイは食べ物が豊富で値段も安く食べ物の種類と値段に関しては世界一だと思います,そのぶん大食の人が多いのかもしれません,またタイの気候は暑いのでタイ人は甘いものが大好きです,糖尿病になっている患者は相当数いると思われて糖尿病薬も手に入りやすいのでしょう。またタイは観光客が多いので外国人の需要も多いと考えられます。タイではかなりメジャーなWatsonやBootsでさえ置いてあります。

-タイのメトホルミンの種類は容量によって3種類

容量は500mg,850mg,1000mgがありました。10粒入りのシート売りで,自分が使用する事を前提としていたので500mgしか調べていませんが,10粒入り1シートで薬局によってバラつきがあります。一番安いのが22バーツ(75円)で高いのが50バーツ(172円),平均して30バーツ(103円)ぐらいです。フランスライセンスのタイ製品なので安く製造できるのでしょう。

 


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