カンボアジアは移住先としてどうでしょう?(治安編)②

カンボジア
スポンサーリンク

治安がよくないカンボジア

カンボジアでの治安は大きな問題です。以前よりはかなりましになったとはいえ、銃器は未だに出回っているようです。日本人が殺されたという事件も以前ありました。ビザが緩いという事は日本から多くの犯罪者も入り込んでいる可能性もあります。中国人犯罪者も多く入り込んでいた様でシアヌークビレッジで多くの詐欺中国人や詐欺韓国人が捕まっています。これから2016年9月に日本から直行便が就航し日本人が増える可能性があります。日本から初めてカンボジアに来る人は特に注意した方がいいかもしれません。プノンペンで危険だと思われる犯罪•詐欺をまとめてみました。

不動産詐欺

タイでも不動産詐欺は有名ですが,最近ではカンボジアの不動産詐欺で「FIRST不動産」詐欺が有名です。手口としては,国内の高齢者に海外の農地使用権や高齢者向けアパートメント販売の勧誘パンフレットを郵送します。その後、パンフレットを郵送した高齢者宅に実在する大手証券会社の社員を装い「当社に代わってカンボジアの不動産を購入してくれたら高値で買い取る」などと電話でウソをついて、代金を騙しとるという手口だそうです。東南アジアでは日本人が日本人を騙すケースが多く見受けられます。特に不動産関連では現地の事情に詳しくないのにつけこむケースが多いので気を付けた方がいいでしょう。儲かるなら自分でやって周りに儲かるという話を持ち掛ける事はしないでしょうし,値上がりする様な不動産は黙っていても売れます。

賭博詐欺

最近はタイでも良くあった賭博詐欺がカンボジアでも良く見かけられるようになっているようです。いろいろな体験談がネット上に載っています。

強盗事件

カンボジアでは長い内戦の影響で銃器を持っている人も多く,夜は街灯もないところも多いので注意が必要です。

[ad#mobile1]

ひったくり

カンボジアやタイ,ベトナムではバイクからの路上ひったくりが非常に多いです。ベトナムではパンフレットや地図を手前で見せて視界を遮り子供が下から財布や貴重品をまさぐったり,路上から貴重品をひったくる事例が多いです。タイでもバイクからのひったくりはありますが,タイの場合はバイクタクシーの活動場所もジャケットを着ているのでバイクタクシーだとわかるのですが,カンボジアはバイタクの規制がない様で誰でもバイタクになってしまうのでひったくりが近づいてくるのかバイタクが近づいてくるのか良くわからない事があります。
カンボジアで知人が被害にあった事があります。プノンペンで腰に付けるタイプのポーチを付けて路上を歩いていたところ背後からバイクが近寄って来て引きちぎる様に取っていきあっという間にバイクで逃げていったそうです。

IMG_4153

バイクタクシーによる詐欺

何も知らない旅行者が興味本位でバイタクについていくと相当危ない目にあいそうです。カンボジアのバイタクは道を歩けばどこからでも声を掛けてきます,普通の交通手段の為だけではなく,かなり怪しい詐欺師っぽい人も路上から語りかけてくれます。”それいいね,それどこで買うの?”などと話し掛けてくる輩もいます。またかなりうっとうしいと思うのが目的地で降りるときに言った値段を変えてくるドライバーがいる事です。最初に値段交渉してその値段で行くと言ったにも関わらず値段を上げてくる輩が多いのも事実です。

−危険なバイクタクシー体験談
今回,プノンペンに行ったときにあった出来事です。街の中心部ソリアショッピングセンター周辺を夜散策しているとき,バイタクで夜の場所があるというので見るだけならと興味本位で連れて行ってもらう事にしました。するとそういう場所に行くのではなく公園付近で停車して盛んに携帯電話は持っているかと聞いてきます。

持っていないと言うと、バイタクの男は自分の携帯を取り出し未成年の娘の写真を見せてきました。そしてまた”携帯電話はあるか携帯から携帯に”写真を撮れ”と妙な事をうるさく言ってきます。どうも携帯の写真情報を移したがっている様子,相当におかしいのでもういいから帰ると言うと今度はマリファナは吸うかと勧めてきます。

カンボジアは警察の評判もあまり良くないところです。考えてみると
①携帯電話に未成年の写真を残させる→警察(偽警官もあり得ます)とグルになって証拠として金を巻き上げる。
②マリファナを買わせようとする→警察(偽警官もあり得ます)とグルになって証拠として脅して金を巻き上げる。

東南アジアでは良くあるこの様な構図がチラホラと見えてきます。

プノンペンは未だに危険な場所だという情報があります。夜は危険なので必要な金額の現金以外と携帯以外は持ち歩かない事にしていました。まあジーンズのポケットをまさぐって来て確認もされたので携帯は持っていなくて正解だった様です。

以前知り合いから置屋に行ったある男性が未成年と一緒のところを警察に踏み込まれて写真を撮られてその警察官と置屋がグルだったようでかなりの金額を要求されたという話も聞いた事があります。

このようにプノンペンは1歩間違えれば危険の匂いがみちみちています。

カンボジアで麻薬

カンボジアで麻薬をやった場合はタイやマレーシアよりは厳しくないようですが,もしも捕まった場合は人生を詰んでしまうくらいの年数刑務所に入らなければならない事もあります。特に問題なのは本人が麻薬を持っていなくても誰か近くに麻薬を持っていて、もし手入れがあって巻き込まれた場合でも芋づる式に逮捕されてしまう可能性がある事です。誰かがグルになっていた場合ははめられるという可能性もあります。

詳しくは「カンボジアで逮捕されたらヤバい! 〜 麻薬に関する法律 〜」を参考にして見て下さい。

またブログでプノンペンの刑務所に入っている人のブログに詳しくいろいろな事が書いてあります。Kokenの赤裸々PP刑務所日記

カンボジアでは薬物をやっている人と一緒に居ただけで刑務所に行ってぼーぜんとしている人の記述もありました。発展途上国では警察があまり機能していない事は良くある事です。特にカンボジアは最近まで内戦状態にあったところです。ビザの条件を緩くしているという事はそれほど自力では発展しにくいという事でもあります。いままでは外資による投資で発展できていましたがこれから中国の景気が悪くなるに従って不安定になってくるかもしれません。人件費も物価も上がっており,最近では労働者デモもプノンペンでは頻発しています。いずれにせよ外国だと言う事を忘れずに注意していた方がいいでしょう。


タイ(海外生活・情報) ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

Translate »