メーサイ10民族祭り

タイ
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メーサイ10民族祭りとは

タイのメーサイで12月初旬に毎年開催される祭りで,10の民族が集う祭りです。10の民族とはメーサイを構成している主要10民族を指します。
正確には12民族の祭りのようで,祭りの名前は10民族祭りでもパネルには12民族の名前が連なっています。

12民族とは,

アカ族

ダーラン族

ルア族

ジン族=華人

ラフ族

ラオ族

パーマー族=ミャンマー

タイクン族

タイル―族

タイヤー族

タイヤイ族

タイユアン族

毎年12月6日に5日間ほど開催されていましたが,2016年度はタイの王様が崩御されたため2016年度は開催されませんでした。

外国人に対しての情報がほとんどないので地元の人が民族間の結束やアイディンティティを確認するような祭りだと思われます。

自分は2015年度にチェンマイに住んでいた関係でメーサイの10民族祭り見に行く機会がありました。その時に感動して以来また10民族祭りに行ってみたいという願望があり,2017年度は開催日が若干ずれて2017年12月8日から12日まで開催される事がわかり,さっそく訪れてみました。

2015年度の10民族祭りの方が面白った

正直2015年度の訪れたお祭りと比べると非常につまらなく感じてしまいました。2015年度にあった祭りでは,それぞれの民族の歌や踊りが各民族の家の前である一定時間ごとに行われていましたが,2017年度の祭りでは主にステージ上で披露されているようで,イマイチ感が漂っていました。

‐2015年度のアカ族の家屋での祭りの様子
2015年度の祭りでは例えばアカ族の村では伝統のブランコ遊びがあったり,

歌や踊りがあったりと,なかなか興味深いものがありました。

ところが,2017年度では民族衣装とアカ族のおみやげ物を売っているのみというように,相当トーンダウンした感がありました。現政権の方針なのかはわかりませんが,警備が厳重になっているのも感じられました。

‐2015年度の10民族祭りはそれぞれの民族の伝統と美を感じる事ができた。

2015年度は民族毎の独自の歌や踊りが魅力的でした,





食べ物もあまり見たことがないものがありました。
中には豚挽肉が詰まっており美味しかったです。いったいどうやって作るのか,謎の食べ物でした。

10民族祭りの場所は離れているので若干不便

お祭りの会場のスワンサーナムマン公園まではソンテウ(15バーツ)でいくのですが,6時ころになるとソンテウがほとんどなくなるので,多くの宿が国境近くにあるので帰りが不便です。

宿を国境付近に取ると,帰りは1本道をただ歩いて帰るだけ(3kmほど)なのでそれほど苦はありませんが,つくづく外国人観光客向きの祭りではないと感じます。

祭りの時期は混む

今回祭りの時期がいつ頃かよくわからなかったせいで,宿の確保が遅れてしまい,ホテルの確保に苦労しました,むしろ2015年度の方が空いていたくらいです。特に乾期に入ってからはタイ人の団体ツアー客が多く,今年は王様のお葬式が終わるまで自粛していた影響か,タイ人の旅行客がものすごくメーサイに押しかけていました。
国境を挟んだミャンマー側の街タチレクにはカジノがたくさんあるのでギャンブル目当ての人もたくさんいたようです。

10民族祭りの良いところ

普通は少数民族毎に祭りの時期が違うので,10民族が一度に集ってそれぞれ独自の文化を紹介してくれている所が魅力的でした。しかし,2017年度はかなりトーンダウンしてしまった事で,単なるコスプレとおみやげ物屋さんのブースになっていたのには正直がっかりしました。もしかしたら,王様のお葬式の関係でやっつけ仕事だったのかもしれません,直前まであまり告知がされていなかったことと,2017年度の開催日程が毎年の日程とずれていたので余計にそう感じました。

願わくば,2018年以降は以前のようなそれぞれの民族家屋での歌や踊りを披露してくれるお祭りが復活してくれる事を祈ります。


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