バンビェンは移住先としてどうでしょう?

ラオス
スポンサーリンク

移住先としてのバンビェン

-バンビェンはレストランが豊富

ラオスは調味料や加工品を輸入に頼っているためタイに比べて食費が高くなります。それに加えて外国人が食べる食堂やレストランがあまりありません。その点バンビェンはバックパッカーの町として発展して観光地として発展したおかげで外国人向けの食堂や屋台などの食べるところはたくさんあります。韓国系のカフェもたくさんあり,町の規模の割にはコーヒーを飲んで気軽に休憩する場所に関しても不便さを感じさせません。

-バンビェンには安い宿がある

タイのカオサンロードのように安いゲストハウスがたくさんあります,中流のホテルも多くあり,ラオスではビェンチャンなどのホテル代がタイに比べても高くつくのでバンビェンはその点も重宝します。

-まったりとした昔のラオス

町自体が桂林のような山々に囲まれ,ゆったりとした川が流れているので都会にいるときとは違って自然の中でまったりと過ごすことができます。

バンビェンはベトナム戦争時に発展

-CIAの拠点基地として開発

バンビェンはベトナム戦争当時にCIAの拠点基地として開発されました。当時の名残として飛行機の滑走路として使われた広場が残っています。

-1990年代に観光地化

1990年代に急速に観光地化が図られました。中国の桂林を想起させる風光明媚な景色に加え一大ブームとなっていたのはドラッグ文化でした。バックパッカーに人気となり,欧米の観光客で賑わっていました。最近ではドラッグは禁止され罰金が取られるようになってから欧米からの観光客は減少していきます。

-バンビェンのドラッグ

ゴールデントライアングル,タイ,ミャンマー,ラオスは元々アヘンの原料である芥子の栽培が盛んな地でした。

バンビェンでは今でもドラッグは手に入り易いところです。

-ドラッグの罰則

バンビェンでは2010年以降警察の取締が厳しくなりました。一度捕まったら500ドルの罰金を払うまではパスポートは取り上げられてしまいます。バンビェンでは連帯責任になっており,グループの誰か1人でもマリファナを吸って捕まったら,吸っていない人がいたとしてもそのグループ全員が罰金を払わなければならない事になっています。

少し前まで韓国人団体客が多かった街

-韓国人観光客の衰退の兆し

韓国からラオスまで格安の直行便が就航しています。韓国のテレビで紹介されて以来バンビェン人気に火がついて人気がでたのだとか。未だに韓国人韓国客は多いのですが,韓国系スーパーマーケットが閉店していたり,ビェンチャンでも韓国系のレストランが閉店しているところが出てきたりと徐々に変化の兆しが出てきています。

 

中国人の店と中国レストランが増えている

-韓国に代わって勢いづいている中国

最近は一帯一路政策による中国からの高速鉄道建設のおかげで中国人労働者が多く来ている生活保護,中国レストラン,中国商店などか増えてきています。

昔のカオサンロードの雰囲気を残す街バンビェンは期間限定

-世界中でマリファナ解禁している中

世界中でマリファナは解禁されつつあります,東南アジアでも医療用大麻が解禁されました。バンビェンでのドラッグの取締が厳しい中わざわざバンビェンにまで来る必要性は薄れています。ドラッグとヒッピーの町としてのバンビェンは終わりに近づいています。

 

-2021年に完成予定の高速鉄道

一帯一路政策による中国の高速鉄道の完成が近づいています。それによって町は一変する可能性があります。中国人観光客が急増するでしょう。

 

閉店している店

-川沿いにあるレストラン

ドラッグ取締効果のせいかはわかりませんが,川沿いのゆったりとできるレストランやゲストハウスが閉店していました。

-置屋街は閉鎖

ラオスやタイのイサーン地区は比較的性に関してはおおらかなようで,置屋(売春家屋)がありました。タイのイサーン地方では多くが廃業しましたが,バンビェンではごく最近まで残っていましたが,バンビェンカジノで警察に別の利権が得られたようで置屋街は壊滅したようです。

カジノ計画

-バンビェンにカジノ

バンビェンのベトナム戦争時に使われた飛行場跡地がありますが,そこにカジノ,ホテル,病院を建設するというもので,2021年に高速鉄道が完成したあかつきには,中国人のためのリゾート施設になりそうです。町の様相は一変し,昔のゆったりしたバンビェンはなくなり,カンボジアにある現在のシアヌークビレッジのようになるかもしれません。

実際ラオスの北側ボーテンではカジノができ治安が悪くなり閉鎖され一時期廃墟になりましたが,一帯一路構想と高速鉄道のおかげでまた復活してきています。


にほんブログ村

Translate »