バンコクの衣服街・プラトゥーナム
バンコクでプラトゥーナムという地区があります。衣服街で有名なところです。
久し振りにプラトゥーナムまで足を延ばして見たところ,偶然Classic & Indy Festival 2015 (1月25 日 – 2月3日 2015 )なるものが開催されていました。こういう小さいフェスを含めるとバンコクでは毎週何がしかのイベントがあります,飽きない街です。
ビンテージ風オリジナル商品などが販売されていました。
プラトゥーナムファッションモールの前で開催されていました。
プラトゥーナムは卸でも有名な場所です。 プラトゥーナムファッションモールの道路を挟んで向いの旧商店街では,卸の店や小さな縫製工場が多かったのですが閉店しているところが多く見られました。ファッションモール内のお店には,パキスタン女性らしき人も働いており,労働集約型の産業である繊維業等は労働賃金の安いバングラディシュやカンボジアに移っているようです。ファッションモール内には小さなお店がぎっしりと詰まっており正直お店舗の種類と数が半端なく多いです。
アセアン内でのタイの役割
アセアンの一員であるカンボジアは後発開発途上国として米国、EUなどの先進国により最恵国待遇を与えられているので税金の面で有利です,更に労働賃金もタイと比べて安くすみます。そのため繊維製造の工場がカンボジアにたくさんできました(中国やタイから工場が移りました)これからアセアン内で税金が撤廃されると,繊維産業は賃金の安いアセアン諸国に完全に移り,アセアン内で業種のすみわけができてくると考えられます。タイはむしろ,アセアンのハブとしてアジアのショッピングセンターを目指しているようです。