タイ人気質とピンクガネーシャで有名なワットサマーン

タイ
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仏教は悟りの宗教で祈りの宗教ではない

仏教は基本的に悟りの宗教なので,祈りの宗教ではありません。そのためかどうかはわかりませんが,タイにはいろいろなところに様々なお祈りの場所があります。日本も似たようなところがあって,お願い事や祈願にはお寺ではなく,神社に行くようなものです。(実際には密教の影響で日本では現生利益のために仏像に祈願する事も多いですが)
タイでは周辺国の影響からか,ヒンズー教の神様や中国の神様に祈願・祈祷する姿が多く見かけられます。またタイの土着信仰である精霊信仰の精霊にお祈りを捧げる人も数多く見受けられます。

有名なのは,ラチャプラソン交差点にあるエラワンプームや,伊勢丹前にあるトリュムリティとガネーシャの像です。

また,ピンクガネーシャで有名なワット・サマーンではたくさんのありがたそうな彫像を集めています。場所はタイ郊外,チャチュンサオにあります。車で1時間半ほどで着くことができます。

タイ人は一度に多くのものを楽しむのが大好き

-タイ人は多くを一度に楽しみたい気質

タイ人は欲張りなのか楽しいことや物が大好きな気質なのか,1度に様々な事が楽しめるテーマパークや,1度に多くの種類の料理が楽しめるビュッフェが人気があります。

―いろいろな種類の料理が楽しめるレストラン

例:タイで人気のあるビュッフェ「SHABUSHI」

タイでは日本食のビュッフェ,SHABUSHIが大変人気があります。ひとつひとつの味を堪能するというよりは,寿司,天ぷら,しゃぶしゃぶなど日本食を一度に味わうという事が受けて繁盛しています。

例:しゃかりき432
しゃかりき432は日本からの居酒屋ですが,タイでも受けてタイ人にも人気があるようです。メニューの種類も多く,盛り付けも受けるように豪勢に盛り付けています。タイ人にも人気がありそうなメニューとタイ人に受けそうな盛り付けで値段はそれなりですが,成功しているようです。

例:大戸屋
大戸屋あ品質の高さもさることながら,そばやうどん麺類もあり,種類も豊富なので,やはりタイ人客に受けています。日本人在住者にも定番の日本食レストランとして人気があります。

―様々な種類の仏像やミニチュアがあるテーマパーク

例:ミニ・サイアム
1/25のスケールで世界各国の有名建築物のミニュチュアが広大な敷地内に点在しています。

例:サンクチュアリオブトルース
カンボジアのアンコールワットで見たような彫像,ネパールで見たような彫像,世界各国にある古代の彫像を組み合わせたような建物です。彫像事態の出来栄えも素晴らしいので見ごたえがあります。

タイではひとつの事に絞ったものは飽きられる傾向がある

一方,タイでは一つに絞った食べ物は飽きられる傾向があります。日本みたいに,そばの打ち方や微妙な味加減,通という感覚はあまり発達していないようです。

例:ロティボーイ
マレーシア発の外はカリカリ中はフワフワのカロリー高めのパンのお店です。一時期はタイでものすごい行列で,タイではかなり話題になりましたが,急速に飽きられてしまい,今はロティボーイブランドのパン屋さんは見かけなくなりました。

例:クロワッサンたい焼き
日本発のクロワッサンたい焼きは日本発のお店でこれもタイ人が行列をして買っていましたが,いつのまにかあまり見かけなくなってしまいました。

ワットサーマンはタイ人気質にあったありがたいテーマパーク

タイで最もタイ人気質を現した場所と言っていいと思います。

本堂であるはずのお寺の仏像はこじんまりとしており,その他のありがたそうな菩薩像やピンクガネーシャ像,何故かミャンマーにあるゴールデンロックの模倣など,多種多様なありがたそうな像とその下にはお土産もの屋さんが入っているという商業主義の点も否めない,ほぼなんでもありのありがたいテーマパークです。本物であるかは抜きにして,タイ人の人達は熱心にお祈りしていました。

―1番人気はピンクガネーシャ
日本人にも人気は抜群のようで,特にピンクのガネーシャのインパクトが強いせいか,バンコクでのツアーも催行されています。

―なぜかドラえもんやピカチュウが
なぜかドラえもんやドラゴボール,仮面ライダーなど人気がありそうなものはなんでも置いてある感覚です。著作権は少しは気を付けているせいか,ピカチュウなどはなぜかカラーバリエーションがいろいろあります。人気キャラクターのテーマパークかと思われる展示内容です。


―ミャンマーのゴールデンロックの模倣も
タイ国内にミャンマー人が多い事もあるのかもしれませんが,ミャンマーで有名なゴールデンロックが園内にあり,その下は空洞になっており,中には仏像が供えられています。お祈りをしている人も多く,なかなかの人気です。


タイ人気質とワットサマーン

食に関しては,暑いせいでタイでは極端に甘い飲み物や,辛い食べ物が好まれ,舌が極端な味に慣れてしまったせいか,微妙な味加減はわからないようで、日本食は昔は“味がない”という評判がもっぱらでした。現在,日本食が流行っているのも,日本食が日常に浸透してきた事と,タイでの健康志向が強まってきたこと,ビュッフェなどは味付けは自分でする事が多いので,味は調整できるという理由があると思われます。大戸屋などは,ある意味ステータスで行っている人も多いのですが,素材の味に気づき始めたタイ人も良く通っているようです。(日本米の品質等)

タイ人は“サヌック=楽しい”ものが大好きです。また,流行りものも大好きですぐに取り入れる傾向があります。そのせいか、タイ人の好みは,種類が多く,目立つもの・流行りものが多いようです。

そのようなタイ人の気質を踏まえて,ワットサマーンはタイ人の信仰の厚い像やタイ人に人気のあるキャラクターも置いてあるので,タイ人に受けてるようのだと思われます。様々な種類の像が置かれており,次から次へといろいろな像に自分の様々な願いを祈願するのには便利な場所です。タイ人気質を理解する意味でも一度訪問してみる事をお勧めします。

場所Google Map:ワット・サマーン
Thanon O Bo To Chachoengsao 2012, Kon Kaeo, Amphoe Mueang Chachoengsao, Chang Wat Chachoengsao 24000 Thailand

 


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