ドイツは移住先としてどうでしょう?

その他
スポンサーリンク

ドイツに行ってみた。

ドイツ行航空券がもの凄く安くなっていたので気になっていたドイツに行ってみました。
ドイツが経済的に欧州の中ではほぼ一番発展しているというのでずっと気にはなっていました。ドイツはいろいろなものの発祥の地です,マルクスもアインシュタインもフロイトもドイツ人です。

タイではドイツ人の観光客が多く,ドイツ人の引退した老人が多数タイに居住しています。ドイツ人がなぜタイに魅かれてやってくるのかも興味があるところでした。

ドイツの緯度は北海道に近いので冬の気候は厳しそうです。更に日曜はお店が休んでしまうのでこれも慣れないと不便なところです。

旅はしやすいドイツ

ドイツは鉄道網が発達しています。改札がないので最初は戸惑いますが非常に乗りやすくドイツの主要都市を網羅しておりネットで予約もできるので非常に便利です。航空網も発達しており,主要都市間ではLCCもあるので主要都市間は安く周る事ができ非常に便利です。ドイツには博物館や美術館も多く歴史もあり,お城も自然も多く観光地としてすばらしいところです。
IMG_4846

ドイツの治安はあまり良くない

ドイツではフランクフルト、ケルン、ハンブルグ、ベルリンに行ってきましたが一概に言って治安が良いとは感じられませんでした。フランクフルトではフランクフルト駅で1回なぐりあいの喧嘩を目撃しました。更にベルリンでは浮浪者が酒を持っていたのを警官にとがめられ喧嘩ごしになったとたん引き連れられていたのを目撃しました。ケルンではロシア系住民がかたまりたむろしていたり、トルコ系住民がかたまりたむろしていたり,東欧系がたむろしていたり、民族毎に固まっている様子が頻繁に見かけられました。ベルリン駅とケルン駅では黒人女性が駅の券売機で小銭が無いと訴えてきました(お札見せて詐欺かと思い警戒していました,それに駅員や他の人が助けないのも妙です。小銭が必要だったら自分で細かくしてくればいいのに。。)
ドイツ人は電車の中では怪しそうな他人種がたむろしているのを見るとけげんそうな顔をしているのが印象的でした。
治安はとりあえずは悪くはなさそうなのですが、警察の睨みがなければすぐにでも何かがおきそうな雰囲気はあります。特に最近は移民をたくさん受け入れているようで、移民の人たちがドイツに溶け込んでいるというよりはバラバラに共存している感じがします。

性に開放的なドイツ

ご存じの方も多いかもしれませんが,ドイツでは性風俗が合法です。正直性風俗は合法にして管理した方が税金も入り性病も管理できるので合理的だと思います。ヌーディスト文化の発祥の地であるドイツは裸を見慣れているのか性に対してはオープンな感じがします。しかし,性にオープンな点は後述しているようにドイツでは出生率は日本より低くなっている要因のひとつだと思います。
SM文化があるのはドイツと日本だけと聞いた事があります,日本人とドイツ人は真面目な性格なので倒錯した世界に性的興奮を覚える人が多いのかもしれません。ドイツに行ってみてアダルトグッズのお店で目立つのはむしろドイツはボンデージ文化で日本は縄文化のような気がします。それもドイツでは男性もボンデージの性対象になっているのに対して縄は男性を性の対象としては見てはいません。SMと一言で言っても文化の差異はでているような気がします。
ドイツではFKKという高級ソープ店が有名です。他にも昔からエロスセンターやレーパーバンなどが有名です。
性に開放的なドイツ人が性に開放的なタイに魅かれるのもわかる気がします。

IMG_4741

↑レーパーバンにあるマクドナルド???
IMG_4729

↑ケルンにあるエロスセンター
 

日本やタイとは違うドイツの経済発展

日本やタイでは日本国民やタイ国民が工場や会社で働いて収入を上げて中間層が増えてきていたのですが,ドイツはむしろ経済労働者としての移民を引き受けている感が強いです。実際今年の1月までドイツでは最低賃金制度が無かったようで、その分競争力は他の国に比べてもあったようです。
農耕民族と狩猟民族の違いかもしれませんが,アジア系は共同作業と融合して社会が成り立っているような感覚はしますが、狩猟民族のゲルマン系はある一定の特権階級が労働者を支配することによってなりたっているという感覚が正しい様な気がします。
美術館•博物館などに行ってみてもドイツ独自の文化というよりも支配していた地域や個人の収蔵品だったりと狩猟民族が獲物をゲットして戦利品をお金を取って見せている感が若干しました。
宗教の観点からみると,キリスト教は神様を頂点としたヒエラルキーが確率しているので,移民を受け入れても移民は同じ国に住んでいても融合しているというよりはヒエラルキーの中で労働者階級の下の方に組み込まれているのが多いように感じられます。
一方,仏教は受け入れ融合していく文化です。タイの社会でも周辺国から様々な人種が移住してきましたが、タイ社会にうまく溶け込んでいますし表面的な差別はあまりありません。

ドイツの食べ物は種類が少なく高い

ドイツにはコンビニがないので非常に不便です。きちんとしたレストランはいろいろな種類があるのですが値段が張り,1人では入りにくい状態です。1人のときにはドイツ人はサンドイッチをほおばっっている姿が良く見受けられます。ドイツではサンドイッチ屋さんが非常に多く食を楽しむというよりは短時間だ場所を選ばずに食べられるからかもしれません。あとはトルコ移民が多いせいかケバブ屋さんがかなりの数あります。マクドナルドやKFC、バーガーキングがドイツにはあるのでそれなりには便利なのですが,タイに比べるとバリエーションの少なさや選択肢が少ないので長期的に外食で生活していくの困難な気がしました。
IMG_5083

↑カラフルで甘そうなドイツのお菓子

ドイツはアメリカと似ている?

アメリカはイギリスを逃れたプロテスタントが移民して作った国です。一方プロテスタントの創始者マルチンルターはドイツ人です。プロテスタントはドイツが発祥の地で,現在アメリカではカソリックとプロテスタントは同数存在存在しています。アメリカは移民の国なのでアメリカに住んでいる移民はアメリカ国民として愛国心がありますが、ドイツに住んでいる移民は出身国に対しての愛国心の方を持ち続けている気がします。ドイツの街を見ていても出身国同士で固まっているのが散見されます。
アメリカも黒人の人は黒人で固まっている事が多いのですが,住んでいる地域が分かれている上自動車の国なのであまり眼に触れる機会がないので人種の違いを意識する事はあまりありません。対してドイツは鉄道王国で大きな都市は鉄道で繋がっており、大都市では大抵地下鉄が走っており頻繁に移民のグループを目にする機会が多いです。ドイツではより階層やグループで分かれているのを眼にする機会が多くなります。
IMG_5047

↑少しメインロードを外れるとホームレスの住居

ドイツの出生率は日本より低い

ドイツの出生率が世界最低になり、将来の労働人口の減少に繋がるとして、経済への影響が懸念されている
ドイツがなぜ大量の移民を受け入れているのかというとドイツの労働人口が減少している事が上げられます。ドイツは第一に東ドイツとの統合で比較的安価な労働力を同一言語圏で手に入れることに成功して発展しました。第二にEU圏を形成することによってポーランドやハンガリーなど旧東欧諸国から安価な労働力を手に入れる事に成功しました。第三にトルコやシリアから安価な労働力を手に入れています。
現在のドイツはアメリカ並みの他民族国家になりつつあるような気がします。もうすでにドイツはドイツ人のみの国ではなく一部のドイツ支配階級がドイツに流入した他民族を支配しているという感覚がしました。このまま移民が増えていくと元々のドイツ人を上回っていくでしょう。その点これから人種間の摩擦が大きくなっていく感じがします。

タイはドイツと比べると住み易い!

ドイツの良いところは大学の学費がほとんどかからない点と,民度の高さ,仕事、観光,交通網の発達という点だと思います。しかしながら住み易さという点ではタイの方に軍配があがります。ドイツと比べるとタイではいろいろな人種がタイ人の中に溶け込み易い気がします。ドイツ人は人を受け入れるというよりは労働者としてのみ必要として受け入れている感じがしますが、タイでは人をコミュニティに受け入れつつ融合しています。タイでは人に笑顔も多く住み易さは抜群です,ドイツではあまりドイツ人の笑顔というのを見たことがありません。
タイでは食事もバラェテイに富んでおり安い屋台も多く食の点から言ってもタイは住み易いところです。これはかなり重要なポイントです。
タイは美術館や博物館はあまり多くありませんが,楽しいものを取り入れるのは早くアミューズメント施設が充実しています。
タイは住居も物価が安いおかげで中心街を少し離れると安くて快適な場所を簡単に探し出す事ができます。
医療もタイは西洋並みに充実しています。
現在のところは,物価が安く住居費が安く,食費も安いタイの住み易さはドイツを遥かに上回っています。ドイツ人がタイに魅かれるのも良く理解できました。


タイ(海外生活・情報) ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

 

 

Translate »